“テストで100点?”京大入試に合格した人がやっていた非常識な勉強法⑤
今日も「“テストで100点?”京大入試に合格した人がやっていた非常識な勉強法」について話をしたいと思います。
昨日は「実現したいことと同じ状況を作って、実際に体を使ってなりきるのは、“本当に実現したい目標かどうか”を知るため」という話をしましたよね。
詳しくはこちらを読んでください。
“テストで100点?”京大入試に合格した人がやっていた非常識な勉強法④
今日は「本当の目標」について話をしたいと思います。
「テストで点数を上げること」を目標にする人が多いと思うんですけど、本当は「テストの点数を上げること」自体が目標ではないと思うんです。
テストで点数が上がれば、友達に勝って、優越感を味わえる
テストで点数が上がれば、お母さんに怒られずにすむ(とりあえず一安心♪)
テストで点数が上がれば、自分の成長を感じられる
テストで点数が上がれば、学校の先生にもお父さん・お母さんにも勉強のことでいろいろ言われなくなって、勉強から自由になる
などなど、いろいろあると思います。
本当の目標は「点数を上げる」という出来事ではなく、「優越感・安心・成長・自由」といった気持ち・感覚を味わうことなんです。
僕が「先生がどんなテスト問題を出すか?」を予想していたのも、「予想が当たること」を目標にしていたわけではないんです。
本当の目標は、「先生の癖を読んで、テストの予想を楽しむこと。どんな問題が出るかを想像しながら、“予想どおりになるかな~?”とワクワク・ドキドキすること」だったんです。
結果が目標じゃなくて、「やっていること自体」が目標になっていたんです。
なので、やっている時点で目標達成です♪
で、もしテストの予想が外れても、目標が「予想を楽しむこと」なので、“そうか~!そうきたか~!その問題が来るとは思わんかったな~。先生もやりよるな~。”と感心していると思います。
プロセス自体が目標なので、結果に左右されないんです。
しかも、「楽しむ」「ワクワク・ドキドキする」という自分のスタンスがはっきりしているので、どんな結果も楽しめるんです。
なので、僕は目標を立てる時は、まず「どんな気持ちを味わいたいか?」「どんな感覚を味わいたいか?」を決めます。
そして、それを味わう方法を考えます。
例えば、「数学のテストを30分で終わらせて、残り20分を寝る」という目標にしたのも、本当は最初に「面白いことがしたい」という目標があったんです。
それで、「じゃあどうやったら面白いかな~?」って考えていたら、「早くテストを終わらせて寝る。そして、先生に起こされて、“テストは終わったのか?”と聞かれたら、“バッチリです!100点です!!”と答えていたら面白いだろうな~」と思ったから、それをやっただけなんです。
しかも、まだテストをしていないのにその感覚を味わえたら面白いだろうな~と思ったので、「先に同じような状況を作って、なりきっちゃって、面白さを味わっちゃう」“なりきり勉強法”を編み出したんです。
やっていること自体が面白いし、結果が出ればさらに面白い。
そんな感じでやってました。
本当の目標は結果(外的状況)ではなくて、気持ち・感覚(内的感覚)なんです。
目標にしていた気持ち・感覚が得られれば、結果はおまけみたいなものなんです。
自分の得たい気持ち・感覚がはっきりしていれば、結果も出ちゃうことが多いんですけどね♪
なので、みなさんには目標を立てる時に、「どんな気持ちを感じたいか?」「どんな感覚を味わいたいか?」をはっきりさせることをぜひやっていただきたいです。
それで、その決めたスタンスでいつも楽しんでもらいたいです。
そうすれば、何をしていても楽しめるようになってきますよ♪
今日はこのへんで終わりにしたいと思います。
また、次回お会いしましょう!!