高校受験数学の点数が劇的にアップしてしまう勉強方法
今日は高校入試の数学の問題を解くときに、あることを意識するだけで点数が劇的にアップしてしまうコツについて話をしたいと思います。
普段数学の勉強をする時に、とにかくいっぱい問題を解いて、問題のパターンを覚えて、当てはめていくというやり方をしている人が多いと思います。
もちろんその方法はすごく効果があって、知っている問題が出たときは、確実に点数が取れます。
なので、中間テストや期末テストの時にはすごい力を発揮します。
ただ、見たことがない問題が出たときに、「見たことがないから無理」とすぐに判断してしまって、やる前にあきらめてしまうことも多いと思います。
いろんな問題を解いて、問題のパターンを覚えるだけでは、ある程度の点数までは取れるのですが、その先でストップしてしまいます。
じゃあ、さらに点数を取るにはどうするか?
問題を解くときの意識を変えるんです。
意識を変えるってどういうこと?
そもそも問題を解くときの意識って何?
そう思われる方も多いと思うので、まず問題を解くときの意識について、説明したいと思います。
みなさんは問題を解くときに、どんなことを考えながら解いているでしょうか?
ワークでやってことがある問題かな?
見たことがある問題かな?
問題文が短いから、解けそうだな。
問題文が長いから、解くのは無理だろうな。
計算は出来そうだけど、文章題は無理そうだな。
こんなふうにいろんな考えが浮かんでくると思います。
多くの人が何に意識を向けているかというと、「見たことがあるか」「問題文が短いか、長いか」なんです。
だから、問題を解く前に「できそうか、そうでないか」を判断してしまって、「無理そう」と判断してしまった時は、そこでその問題は終了!
その問題は解けないってことにしておこう!
そんな感じで実際に解かずに終わってしまうんです。
この心理はスポーツでもよくあります。
例えば、高校野球の最後の夏の大会で相手チームが前年度優勝チームだった。
そんな時、あなたならどう思います?
去年の優勝チームだから、きっと勝てないだろうな。
俺たちの夏は終わった・・・
コールド負けだけは避けたいな~
こんなふうに思う人が多いと思います。
この意識だと、もう試合前に勝負が決まっていて、実際に試合をする前に白旗を上げているようなものです。
でもこんな意識の人もいると思います。
去年の優勝チームといっても、メンバーは変わっているし、やってみないと分からないよね
同じ高校生なんだから自分たちの野球をすればチャンスはあるよね
このチームに勝ったら、すごい勢いがついて優勝しちゃうんじゃない?
こんな意識だと結果は試合が終わるまで分からず、相手が前年度優勝チームだからといって萎縮することなく、のびのびを試合をすることができると思います。
そして、勢いに乗って実際に試合に勝ってしまうこともあると思います。
これを数学のテストでもやるんです。
見たことがない問題を見た時にこんな意識でいるんです。
見たことがなくても、しょせん学校で習ったことしか出ないよね。
見た目は難しそうでも、考え方は基本問題と同じだよね。
この問題はどこの分野の問題なのかな?
この分野で習った基本事項・公式ってなんだっけ?
問題を作った人はいったい何をしてほしいんだろう?
問題を作った人は何の基本事項・公式を使って欲しいんだろう?
こんな意識でやるとどうなると思いますか?
今まですぐにあきらめていた問題にチャレンジして、実際に問題を解くことができるようになるんです。
そして、どんな問題が出てきてもひるまず、いつも冷静に対処していけるんです。
この意識が習慣になっていくと、我を忘れることがなく、今自分がどんな状態かがよく分かるようになってきます。
そして、点数が上がるだけでなく、日常生活で予想外のことが起こっても、
「今どんなことが起こっているのかな」「今自分はどんな気持ちなのかな?」ということに意識を向けることができるようになって、起こった出来事に振り回されないようになります。
そして、起こった状況を楽しめるようになってきます♪
「どんな問題が出てきてもあきらめず、その問題を楽しめるようになって、点数も取れてしまう」
「学校生活が楽しくなってしまう」
そんな生活をしたい方はぜひやってみてください。
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