“勉強嫌いでできない人”が一瞬で“勉強好きでできる人”になる方法

今日は「“勉強嫌いでできない人”が一瞬で“勉強好きでできる人”になる方法」について話をしたいと思います。

今日ももちろん生徒さんとのやりとりから。

生徒さん「何か最近家に帰ったら、勉強をやらないといけないって思うんですけど、どうしてもテレビを見ちゃうんです。
どうしたらいいですか？」

僕「○○さんが“こうなっていたらいいな～”って思う生活はどんな生活？」

生徒さん「家に帰ったら、真っ先に勉強をして、その後にテレビを見ていると思います。」

僕「なぜ、家に帰ったらテレビを見ないで、真っ先に勉強をしてるの？」

生徒さん「勉強が好きになっているからです。」

僕「そんな風になりたい？」

生徒さん「はい。」

僕「ほんとに？」

生徒さん「はい。」

僕「勉強が大好きな人ってどういうイメージがある？」

生徒さん「ちょっと気持ち悪いですね。」

僕「じゃあ、自分にもそんなイメージを持っちゃうよ。」

生徒さん「ほんとですね。」

僕「勉強を好きになりたいけど、勉強を好きになっている自分はちょっと気持ち悪い。
これからずっとそんな自分でいたいとは思えないかもね。」

生徒さん「じゃあ、どうしたらいいですか？」

僕「ずっとそんな自分でいるのが気持ち悪いんやったら、期間限定で勉強が好きな自分になっちゃう」

生徒さん「期間限定ですか？」

僕「そう。

普段の○○さんは、今までの過去の体験から作られた○○さんなんよ。
だから、今までずっと勉強が嫌いだったから、これからも勉強が嫌いだと思っちゃう。

でも、今の自分と過去の自分を結びつけているだけで、本当は過去の自分と今の自分は関係ないのよ。

今の自分は、今自分が決めることができる。
自分の性格も“過去の自分がそうだったから”と思いこんでいただけだから、本当は今自分が決めることができる。
いつでもその時に好きな自分になることができる。

そのための練習として、期間限定で好きな自分になるんよ。

今から勉強をやる15分間はめちゃめちゃ勉強が好きで、いつも“なるほど～”って言ってる自分になってみる。
全力で。

で、その後の15分はめちゃめちゃ勉強が嫌いで、いつも“つまらんわ～”“分からんわ～”って言っている自分になってみる。
全力で。」

生徒さん「勉強が嫌いな自分もやるんですか？」

僕「もちろん、やるよ。
なんで勉強が嫌いな自分もやるかというと、○○さんは普段は勉強が嫌いだよね？」

生徒さん「嫌いです。」

僕「でもそんな勉強が嫌いな自分は、過去の自分が影響していて、“仕方なく嫌いになっている自分”“無意識に嫌いになっている自分”なんよ。

だから、過去の自分とは関係なく、意識的になりたい自分になるために“勉強が好きな自分”も“勉強が嫌いな自分”も両方やるんよ。」

生徒さん「でもそんなことをしたら自分のことが訳が分からなくなってきませんか？」

僕「訳が分からなくなるね♪
でもそれでOK。
逆にそれぐらいの方がいいよ。

“あれ？私って勉強が好きか嫌いかよく分からなくなってきたな。
今はどっちを選ぼうかな～。”
って感じで、その場で決めることができるようになるから。

大人気の役者さんみたいな感じやね。
ドラマと映画の撮影が一日に何個もかぶっていて、一日に何役も演じている感じ。
“半沢直樹”をやって、“リーガルハイ”やって、“極悪人”やってみたいな。

そんな感じでいろんな自分をやったらいいのよ。
“今目の前のことを何でも楽しめる人”、これが僕の理想かな。

勉強をしている時は、勉強がめっちゃ好きで楽しんでいる。
テレビを見ている時は、テレビがめっちゃ好きで楽しんでいる。
ゲームをしている時は、ゲームがめっちゃ好きで楽しんでいる。
野球をしている時は、野球がめっちゃ好きで楽しんでいる。

誰かと話をしていて、“好きなことは何ですか”って聞かれたら、“今あなたと話をしていることです”って答えちゃうみたいな♪

もちろん特定の好きなことがあっても最高だしね。
特定の好きなことがなくても、今やっていることが好きで楽しいと思えるのも最高だね。

この“期間限定なりきり遊び”はそんな自分になれるチャンスになると思うよ。
ま～、これも好みやから○○さんが好きなように決めたらいいけどね。」

生徒さん「そうなれたらめっちゃ楽しそうですね。
なってみたいです。」

僕「一日5分でもいいから、“勉強がめっちゃ好きな自分”と“勉強が大嫌いな自分”を全力でやってみるといいかもね。」

生徒さん「はい、やってみます！」

“あなたはどんな人ですか？”って聞かれたら、過去の自分を振り返って“私はこんな人です”って答えると思います。
でも、本当は今のあなたは過去のあなたとは全く関係ないんです。
今この瞬間に“過去のあなたと同じあなた”を選んでいるだけなんです。

だから、この瞬間に“なりたいあなた”を好きに選ぶことができるんです。
過去のあなたからはもう卒業です。

なので今日はこんな質問。

もし過去の記憶がなくなってしまったとしたら、今あなたはどんな自分になりたいですか？