目標って実現するためにあるの?目標を立てる意味って何なの?
今日は「目標って実現するためにあるの?目標を立てる意味って何なの?」ということについて話をしたいと思います。
今日もたけしくんが“ワクワク先生”に質問をしています。
たけし「 ワクワク先生。」
ワクワク先生「なんじゃ。」
たけし「目標ってどうして立てるのですか?」
ワクワク先生「どうしてだと思う?」
たけし「ないよりはあった方がいいじゃないですか。」
ワクワク先生「どうしてじゃ?」
たけし「達成したらうれしいじゃないですか。」
ワクワク先生「ということはおまえにとって、“目標を立てるのは達成するため”ということじゃな。」
たけし「そうですね。」
ワクワク先生「では一つ質問をするぞ。
たけしがいつもテストで60点を取っているとする。
次のテストの目標点数は何点にする?」
たけし「65か70点ぐらいじゃないですか。」
ワクワク先生「そうじゃろうな。」
たけし「 ワクワク先生は違うんですか?」
ワクワク先生「違うな。」
たけし「何点にするんですか?」
ワクワク先生「90点か95点ぐらいにするじゃろうな。」
たけし「そんな点数を目標にして取れるんですか?」
ワクワク先生「ワシは目標を達成するために立てておらんのじゃ。」
たけし「じゃ何のために目標を立てているんですか?」
ワクワク先生「自分を変えるためじゃ。」
たけし「自分を変えるため?」
ワクワク先生「そうじゃ。
今の自分でも達成できそうな目標を立てても、ワシにとっては全く面白くないんじゃ。
今の自分のままでいいからのう。
でも、今の生活を満喫して、“そろそろまた違うバージョンの自分になって、今までと違う体験をしたいな”と思ったら、迷わず“今の自分では達成できそうにない目標”を立てるじゃろうな。
目標は達成するために立てるのではなく、自分を変えるために立てる。
だから、90点か95点を目標にするんじゃ。
90点とか95点を取っている自分なら、今と全く違った考え・気持ち・行動をしておるじゃろ。」
たけし「そうですね。」
ワクワク先生「そんな自分になってみたい・そんな生活をしてみたいから、そういう目標を立てるんじゃ。」
たけし「目標を達成しないといけないわけではないんですね。」
ワクワク先生「もちろん目標達成すると嬉しいから、目標を達成するのもいいじゃろうな。
でも、目標を達成することばかりに気を取られると、結果に一喜一憂するだけの生き方になってしまうぞ。
そんな生き方をしていても面白くないじゃろ。」
たけし「そうですね。」
ワクワク先生「目標は“今なりたい理想の自分になるため”に立てたらいいんじゃ。
どんな考え方をしている自分になりたいか。
どんな気持ちでいる自分になりたいか。
どんな行動をしている自分になりたいか。
それが決まったら、今からそういう自分として生きていく。
これだけじゃ。」
たけし「分かりました。
やってみます。
どんな自分になろうかな~♪」