勉強ができない人は考えすぎ?勉強ができる人ほど何も考えていない?
今日は「勉強ができない人は考えすぎ?勉強ができる人ほど何も考えていない?」ということについて話をしたいと思います。
今日もたけしくんが“ワクワク先生”に質問をしています。
たけし「 ワクワク先生。」
ワクワク先生「なんじゃ。」
たけし「勉強ができる人になるためには、いろんなことを覚えて、いろんなことを知らないといけないんですか?」
ワクワク先生「そんなことはないわい。
“どんなことを覚えていて、どんなことを知っているか”はおまけみたいなもんじゃ。
そんなことは大事ではないわ。」
たけし「じゃあ、何が大事なんですか?」
ワクワク先生「いらんことを考えないことじゃ。」
たけし「???」
ワクワク先生「たけし、おまえに一つ質問じゃ。
勉強ができる人はどんな生活をしていると思う?」
たけし「そりゃあ、いつも勉強のことを考えて、いっぱい勉強をして、やらないといけないことがいっぱいあって、努力しているんじゃないですか?」
ワクワク先生「やはりそう思っておったか。」
たけし「そうじゃないんですか?」
ワクワク先生「逆じゃ。
勉強ができない人の方が“やらないといけない”と思っていることがいっぱいあって、“できるようになるには、努力をしないといけない”と思っておるわ。
勉強ができない人の方がいろいろ考えておるわ。」
たけし「勉強ができる人は違うんですか?」
ワクワク先生「そうじゃ。
勉強ができる人は、いらんことはほとんど考えておらんわ。
何も考えておらんわ。
ただやりたくてやっておるだけじゃ。
ここが違うところじゃ。
ワシが思うに、世の中の人はみんな本来“何でもできて、何でも興味を持っている存在”じゃ。
それなのに、学校に通い、大きくなるにつれて、“~しないといけない”“~はできない”“~は無理”“~は諦めたほうがいい”といういらない思いこみを身につけていくんじゃ。
それで、“人生はこんなもんか”と諦めていくんじゃ。
いらん思いこみを身につけていくと、どんどん重たくなって、どんどん深刻になっていくんじゃ。
勉強ができない人も同じじゃ。
本当はできるんじゃが、“自分にはできない”“たくさんのことをやらないとできるようにならない”という思いこみのせいでできなくなっているだけじゃ。
逆に、勉強のできる人は(みんなではないが)“~ができない”“~しないといけない”“頑張らないといけない”といういらない思いこみがないんじゃ。
だから、重たくなくて身軽で、深刻ではなくて、いつも遊び感覚でいるんじゃ。
いらんことに頭を使っていなくて、興味のあること・やりたいことを楽しんでやっているだけじゃ。
勉強のできる人の方が何も考えておらんじゃろな。
勉強ができない人は考えすぎじゃ。」
たけし「勉強ができる人ほど何も考えていないんですね。
なんかイメージと違っていました。
勉強ができる人ほど身軽なんですね。」
ワクワク先生「そうじゃ。
みんな何でもできる存在じゃ。
勝手にいらん思いこみを身につけて、重くなって、ブレーキをかけておるだけじゃ。
だから、勉強ができるようになりたかったら、いろんなことを学んで知識を増やすより、“自分をできないようにさせている思いこみ”に気づいて、それを手放して、身軽になっていく方が近道かもしれんな。
重たい荷物を背負いすぎて、身動きがとれなくなっておるから、必要のない荷物は今ここで置いていくんじゃ。」
たけし「そうですね。
いらない荷物をいっぱい背負っている気がします。
いらない荷物はここに置いて、身軽になりたいと思います!」