視点を変えるだけで、勉強ができない人が一瞬でできる人になっちゃう
今日は「視点を変えるだけで、勉強ができない人ができる人になっちゃう」という話をしたいと思います。
今日も生徒さんとのやりとりから。
生徒さん「英語の期末テストの範囲が“~ingとか過去分詞を使って名詞を修飾するやつ”なんです。
俺全然分からないんすよ。」
僕「どういうところがわからないの?」
生徒さん「どういう時に~ingを使って、どういう時に過去分詞を使うかが分からないんすよ。
これが分からんかったら、アウトですよね。」
僕「てことは、どういう時に~ingを使って、どういう時に過去分詞を使うかが分かれば、バッチリってことやね。」
生徒さん「そうなんですよ。
でも、過去分詞も不規則なやつがあるじゃないですか?
あれを覚えてないんですよ。
あれを覚えてなかったら、終わりですよよね。」
僕「てことは、過去分詞を覚えれば、バッチリってことやね。」
生徒さん「そうなんですよ。
過去分詞を覚えれば、バッチリなんですよ。
あれ?」
僕「どうしたん?」
生徒さん「“どういう時に~ingを使って、どういう時に過去分詞を使うか”が分かって、過去分詞を覚えれば、めっちゃ解けますね。」
僕「そうやよ。」
僕「なんかいけそうな気がしてきました。
なんでやろ~?」
僕「たぶん視点が変わったからやと思うよ。」
生徒さん「視点ですか?」
僕「そう。
○○くんは最初、“~が分からんかったらアウトですよね”とか“~を覚えてなかったら終わりですよね”って言ってたよね。
これは“テストで点数が取れない”“問題が解けない”という視点から今の状況を見てるんよ。
だから、できないことにしておくための言い訳しか出てこないんよ。」
生徒さん「確かにそうですね。」
僕「で、○○くんがそういった時に、僕が“~が分かれば、バッチリってことやね”とか“~を覚えれば、バッチリってことやね”って言ったでしょ。」
生徒さん「はい、言ってましたね。」
僕「これは“テストで点数が取れる”“問題が解ける”という視点から今の状況を見てるんよ。
だから、できる理由が出てくるんよ。
状況は同じでも、視点が変わると、全く違ったように見えてくるでしょ。」
生徒さん「そうですね。
全然違いますね。」
僕「勉強ができない人は、“問題が解けない”“テストで点数が取れない”という視点でいつも生活しているから、“問題が解けない”“テストで点数が取れない”理由をめちゃめちゃ探しているんよ。
それで、“ほら、やっぱり解けなかったわ”って言って、“解けないこと”をどんどん確信していくんよ。
解けないことに自信を持っていっちゃう。」
生徒さん「普段の僕ですね。」
僕「勉強ができる人は逆なんよ。
いつも“問題が解ける”“テストで点数が取れる”という視点でいつも生活しているから、“問題が解ける”“テストで点数が取れる”理由をめちゃめちゃ探しているんよ。
それで、“ほら、やっぱり解けたわ”って言って、“解けること”をどんどん確信していくんよ。
解けることに自信を持っていっちゃう。
勉強ができる人はいつでも問題が解けるわけではないんよ。
解けなかったり、できなかったりした時の、視点が違うんよ。
どんな状況でもいつも“できるようになっている”という視点でやるから、いつも最終的にはできるようになっちゃうんよ。
頑張っているわけではなくて、視点が違うだけ。
“~が分からないからできない”っていう視点ではなくて、“~が分かればできる”という視点。
別に勉強ができてもできなくてもどっちでもいいんだけど、
この視点があると、これからどんな状況になっても、いろんな見方ができるようになって、人生をエンジョイできるかな~って思うよ。」
生徒さん「そうですよね。
いつも“できない”ばっかりだと面白くないですよね。
僕も視点を変えてやってみます。」
僕「そうやね、やってみよう!」
同じ状況でも、見る人によって見え方・感じ方って違いますよね。
同じ状況が“最悪”に思える人も、“最高”に見える人もいます。
なので、実際の状況がどうであるかはそんなに重要ではないんです。
それよりも、“その状況をどんな視点で見ているか”が大切なんです。
視点が変われば、見え方が変わり、気持ちも変わり、発想も変わり、行動も変わります。
そして、あなたから見える世界も変わっていきます。
あなたが見たいように今の世界を見ましょう!
なので、今日はこの質問。
あなたは今の状況をどんな視点から見ていますか?
理想のあなたなら、今の状況をどんな視点から見ていますか?