お母さんやってみて!最も効率のいい勉強法は無駄を楽しむことだ~!!

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今日は「お母さんやってみて!最も効率のいい勉強法は無駄を楽しむことだ~!!」ということについて話をしたいと思います。

今日はたつやのお母さんが“ワクワク先生”に相談にきました。

母「 ワクワク先生。」

ワクワク先生「なんじゃ。」

母「うちのたつやが社会の歴史を覚えるのが苦手と言っているんです。
どうしたら覚えられるようになりますか?」

ワクワク先生「たつやのお母さんはどうやったら覚えられると思う?」

母「わたしが学生の時は、ひたすら暗記して覚えたような気がします。」

ワクワク先生「覚えられたか?」

母「いいえ、全然覚えられなかったです。」

ワクワク先生「どうしてだと思う?」

母「何回もやらなかったからですか?」

ワクワク先生「それもあるかもしれんが、それ以外にも理由があるんじゃ。」

母「どうしてなんですか?」

ワクワク先生「ただ言葉だけを覚えようとするからじゃ。」

母「でもそれが一番効率がいいと思ってましたけど・・・」

ワクワク先生「確かにそう思っている人は多いのう。
でも本当は一番効率の悪い勉強法かもしれんぞ。
しかも一番やっていて面白くない勉強法じゃな。」

母「そうなんですか?
やっていて面白くなかったのは確かですけど。」

ワクワク先生「そうじゃな。
“テストに出そうなところだけ覚える”一見効率的に見える勉強法が勉強をつまらなくしているんじゃよ。
そして、じっくり学ぼうという余裕を奪ってしまっているんじゃよ。」

母「確かにそうかもしれませんね。
学生時代は覚えることに必死で“じっくり学ぼう”なんて余裕はなかったですね。」

ワクワク先生「そうじゃろな。
ほとんどの人はそうやって学生時代を過ごしてきたはずじゃ。
だから“勉強は面白くない”“勉強は意味のないことを覚えるだけで何の役にも立たない”みたいなイメージだけが残っているんじゃ。」

母「そうですね。
でも暗記をせずにどうしたら思えられるようになるんですか?」

ワクワク先生「発想をひっくり返すんじゃ。
効率的にやるために無駄をなくすんじゃなくて、逆に無駄を楽しむんじゃ。」

母「無駄を楽しむ?」

ワクワク先生「そうじゃ。
例えば、歴史でこんなことを習ったじゃろ。

<徳川綱吉が“生類憐れみの令”を出した>」

母「なんか習いましたね。」

ワクワク先生「暗記だと、“徳川綱吉が生類憐れみの令を出した”をぶつぶつ言って繰り返すだけじゃ。
ま~、10秒ほどで終わりじゃ。
その時は一瞬覚えるが、すぐに忘れてしまうじゃろ。
しかも、“誰やねん綱吉って。なんでこんなこと覚えないといけないねん”と思いながらやっているから、やっていて全然面白くない。」

母「そうですね、面白くないですね。」

ワクワク先生「でも無駄を楽しむ勉強法は一味違うぞ。
10秒でサラッと覚えずに、ものすごい時間をかけるんじゃ。

ま~、10分は時間をかけるな。
どうじゃ、無駄じゃろう~♪」

母「どうやって10分も時間をかけるんですか?」

ワクワク先生「妄想じゃ。」

母「妄想?」

ワクワク先生「そうじゃ。
こんな感じじゃ。

 

徳川綱吉って生類憐れみの令を出したけど、なんであんな法律を出したんかな~?
ちょっと妄想してみよう!

もしかしたらいつもお世話になっている、よく当たると噂の“江戸の母”に占ってもらった時に、こんなことを言われたんじゃないかな?

 

江戸の母「あなたの孫の代に落ち着きのない子が生まれます。」

綱吉「うそ~ん!
それは困るわ、江戸の母。
落ち着きのない子が将軍になったら、法律は変えるし、勝手に町に遊びに行くし、大変なことになるじゃないですか。
そうなったら徳川家は崩壊ですわ。
なんとかなりませんか?」

江戸の母「なんとかできるか占ってみましょう。
ア~ブラカタブラ、アホになれ~♪
こんなん出ましたけど~♪」

綱吉「何が出たんですか?」

江戸の母「生き物を決して殺さなければ、非常に落ち着きのある孫が生まれるという声が聞こえました。」

綱吉「そうなんですか。
私が生き物を殺さなければいいんですか?」

江戸の母「いいや、そうではないです。
将軍様だけでなく、誰ひとり生き物を殺してはいけないみたいです。」

綱吉「そんなん無理でしょ!」

江戸の母「しかし、それをせねば孫の代に落ち着きのない子が生まれますぞ。」

綱吉「それは困るな~。
どうしようかな~?

そうだ!
“生き物を殺してはならない”という法律を作ろう!
名づけて“生類憐れみの令”じゃ。」

こうして国民にとってチョー迷惑な法律が生まれたのである。

 

こんな感じじゃ。」

母「綱吉は孫の代に落ち着きがない子が生まれるのが嫌だから、生類憐れみの令を出したんですね。」

ワクワク先生「妄想ではそうじゃな。
どうじゃ、10分もかけて無駄なことをしたじゃろう♪
でもこれで徳川綱吉のことが身近に感じられたじゃろう。」

母「確かにそうですね。
“孫の代に落ち着きのない子が生まれると占い師に言われて、仕方なく生き物を殺してはいけない法律を作った、ちょっとかわいそうな綱吉”みたいなイメージができて、“なんか大変だったんだな~”っていう気持ちがしますね。」

ワクワク先生「そうじゃな。
その気持ちが大事なんじゃよ。

暗記はただの言葉・記号を覚えるだけだから、気持ちがまったく動かない。
でもこの無駄を楽しむ勉強法は、妄想してストーリーを作るから、気持ちの動きがあるんじゃ。
だからやっていて面白いし、印象に残るからいつの間にか覚えてしまうんじゃよ。」

母「確かにそうですね。
いろいろ妄想すると楽しいですね。
たつやにも教えてあげたいです。」

ワクワク先生「ま~、教えてやってもいいが、まずはたつやのお母さんが楽しんでやってみることじゃな。

“こんなことを覚えるだけなのに、こんなに時間をかけて妄想してるわ、わたし~♪”
“無駄なことをあえて楽しんでやるって面白いな~♪”

こんな気持ちをいっぱい味わって、楽しんでやってみるとクセになるかもしれんな。」

母「そうですね、クセになりそうです♪
さっそく今日からやってみます!
今日はどんな妄想をしようかな~?」

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