中学の国語の文章題を解く秘訣は“問題作成会議”に参加することだ~!

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今日は「中学の国語の文章題を解く秘訣は“問題作成会議”に参加することだ~!」ということについて話をしたいと思います。

今日はつよしくんと“ワクワク先生”が話をしています。

つよし「 ワクワク先生。」

ワクワク先生「なんじゃ。」

つよし「中学の国語の文章題が苦手なんです。
どうしたら解けるようになりますか?」

ワクワク先生「つよしは文章題を解くときにどうやって解いておるのじゃ?」

つよし「とりあえず文章を読んで、答えっぽいやつを自分で考えて書きます。
答えは書けるので、解き終わった時は“できた~”って思うんですけど、テストが返ってきたら全然できていないんです。」

ワクワク先生「そうじゃな。
そうやって解いている人はほんとに多いのう。
でもよく考えてみるんじゃ。

つよしが考えた答えが正解だったら、他の生徒が考えた答えも正解になるかもしれんぞ。
テストを採点する人はいったいどうやって正解かどうかを見極めればいいんじゃ?
大変じゃろう。」

つよし「確かにそうですね。
自分で考えた答えが正解だったら、なんでもOKになっちゃいますね。」

ワクワク先生「そうじゃろ。
そうなったら、採点する人によって正解かどうかが変わってきてしまうな。」

つよし「ということは“これが正解だ”というのがちゃんとあるんですか?」

ワクワク先生「もちろんじゃ。
しかも勝手に書いて正解にならないように“文章の中にある表現を使っているか”が採点基準になっているんじゃよ。」

つよし「そうなんですね。
でもどうやって文章の中から答えになる部分を探すんですか?」

ワクワク先生「国語の文章題を解くとっておきの秘訣があるんじゃ。」

つよし「とっておきの秘訣ですか?」

ワクワク先生「そうじゃ。
知りたいか?」

つよし「はい、知りたいです。」

ワクワク先生「では教えてやろう。
その秘訣とは・・・

“問題作成会議”に参加することじゃ。

 

つよし「問題作成会議に参加する?」

ワクワク先生「そうじゃ。」

つよし「どういうことですか?」

ワクワク先生「つよしはいつも“問題を解かされる立場”にいるんじゃ。
だから“問題を作った人が何をして欲しいか”が分からんのじゃ。
それなら“問題を作る側の立場に立ってしまおう”という作戦じゃ。

つよし「確かに問題を解いている時は“問題を作った人が何をして欲しいか”が分かっていませんね。
でもどうやって問題を作る立場に立つんですか?」

ワクワク先生「それが“問題作成会議”に参加することなんじゃ。
問題を作る人たちが“今回のテストはどんな問題にするか”を決める会議に参加するんじゃよ。」

つよし「僕はまだ中学生なのでそんな会議に参加できないじゃないですか?」

ワクワク先生「誰が本当に参加しろと言った。
妄想で参加するんじゃ。

例えばこんな感じじゃ。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

会議室で“国語の問題作成会議が行われていた。

自分「今回はどんな問題を作りましょうか?」

問題作成者A「そうですね。
どんな問題を作りますかね。」

問題作成者B「まずはどの本から出題するかを決めましょう。」

自分「“勉強をする意味っていったい何?”(byワクワク自由学校)という本はどうですか?」

問題作成者A「いいですな、それにしましょう。」

問題作成者B「じゃあどのページから出題しますか?」

自分「5~7ページの“宿題をやると成績が上がるの?”というところはどうでしょう?」

問題作成者A「いいですね、そこにしましょう。」

問題作成者B「じゃあどんな問題を作りますか?
文章からまんべんなく出題した方がいいと思うんですけど。」

自分「そうですね。
一番作りやすいのは、“どうしてですか?”という理由を答えさせる問題なので、“なぜなら”“~からである”“~のだ”があるところを答えにしましょうか?」

問題作成者A「いいですね。
あとは“接続詞”の問題もいいですね。
“しかし”“なぜなら”“つまり”とかは文の前後を見れば分かりやすいから、それにしましょうか?」

問題作成者B「いいですね。
あれっ?
6ページの後半の部分が問題を作ることろがないですね。」

自分「そういう時は“下線部㋐~㋓の“ない”の中で他と用法の違うものを選べ、みたいな文法問題にすればいいんじゃないですか?」

問題作成者A「いいですね。
これでだいたい問題は作れましたね。」

問題作成者B「あとは採点基準ですね。」

自分「各問題で適当に自分で考えた人の答えが正解にならないように、“文章中のこのキーワードを使っているか”を採点基準にすればいいんじゃないですか?」

問題作成者A「いいですね。
そうすれば我々も採点するのが楽ですね。」

問題作成者A「よし、これでいきましょう!」

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

こんな感じじゃ。」

つよし「そうやって問題が作られているんですね。」

ワクワク先生「本当かどうかは知らんわい。
でもだいたいそんなことが行われているんじゃないかのう。

問題作成会議に参加すれば、問題を作る人の考え方・気持ちがよく分かるようになるじゃろ。
そして、問題を解く時もその視点でおれば、いくらでも解けるようになるんじゃ。
国語が一番点数を稼げる教科になるかもしれんな。」

つよし「そうですよね。
社会とか理科みたいに覚える教科より点数が取れやすいかもしれないですね。

あ~、なんかすごい国語の文章題がやりたくなってきました♪
“どうやって問題を作ったのかな?”っていう妄想をしたくなってきました♪
楽しみになってきた~!!」

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