理科の勉強は暗記じゃない。理科の最強勉強法は体験することだ!
今日は「理科の勉強は暗記じゃない。理科の最強勉強法は体験することだ!」について話をしたいと思います。
今日はひとしくんと“ワクワク先生”が話をしています。
ひとし「 ワクワク先生。」
ワクワク先生「なんじゃ。」
ひとし「理科の勉強をやっているんですけど、なかなか覚えられないんです。
どうしたら覚えられますか?」
ワクワク先生「具体的にどんなことが覚えにくいんじゃ?」
ひとし「実験方法とか、“どうしてその操作をするのか理由を答えなさい”みたいなやつです。
なかなか覚えられないんですよね。」
ワクワク先生「そりゃ覚えられんじゃろうな。」
ひとし「どうしてですか?」
ワクワク先生「覚えようとしているからじゃ。
暗記しようとしているからじゃ。」
ひとし「暗記しようとしたらダメなんですか?」
ワクワク先生「ダメではないがなかなか覚えられんじゃろうな。」
ひとし「どうしてですか?」
ワクワク先生「自分で実際に体験しておらんからじゃ。
実験をやったことがないのに覚えようとするから覚えにくいんじゃ。」
ひとし「確かにそうですけど、学校で実験をしなかったらどうやって実験するんですか?」
ワクワク先生「家でやればよいじゃろう。」
ひとし「家に実験道具もないのにどうやってやるんですか?」
ワクワク先生「誰が本当にやれと言った?」
ひとし「違うんですか?」
ワクワク先生「本当にできるわけがないじゃろ。」
ひとし「じゃあどうやってやるんですか?」
ワクワク先生「イメージをして、実際に体を使って、ストーリーも作ってやるんじゃ。
例えば、顕微鏡の操作だったらこんな感じじゃ。
よし!今から顕微鏡で川に住んでいる微生物を調べてみるぞ!
始めて顕微鏡を使うからやり方が分からないな~。
まずはちょっとレンズをのぞいてみよう!
あれ?
真っ暗だな~。
あっそうか、光が入っていないからか。
下にある反射鏡で光をいれてみよう。
よし、いい感じに光が入って、明るくなったぞ。
次はスライドガラスに川の水をのせて、カバーガラスをのせるぞ。
とりあえずのせて見てみよう。
あれ?
泡で何も見えないな。
あっそうか、泡が入らないようにゆっくりカバーガラスをのせればいいんだ。
よし!泡がなくなったぞ。
よし、じゃあいよいよ微生物を見てみるぞ!
でもちょっと待てよ。
倍率はどうするんだろう?
細かいところを見たいから倍率の高いやつから見てみるか。
よし、のぞきながらレンズを下げていこう。
あれ?なかなか見えないな~。
“バリッ!”
あ!やってしまった!
カバーガラスが割れてしまった。
やばい、めっちゃ先生に怒られる。
弁償しないといけないかも。
そうなったらお母さんに小遣いを減らされるかも!
それは困る、もう絶対にやらないようにしよう。
でも割れないようにするにはどうしたらいいのかな?
あっそうか、最初に横からのぞきながら、ギリギリまで近づけて、それからレンズを上げていけばいいんだ。
よし、これでOK!
あれ?
でもなかなか見えないな~。
もしかしたら倍率が高いから微生物のいる場所がなかなか見つからないのかも。
よし!倍率を一番低いやつにして、微生物の場所を確認してから、だんだん倍率を上げていこう。
よし!画面の中に微生物が入って来たぞ。
でも左端によっているから、真ん中にもっていきたいな。
よし、真ん中にしたいから、スライドガラスを右に動かしてみよう。
あれ?
画面から消えたぞ。
もしかしたら左に動かすのかな?
やってみよう!
よし、真ん中にきたぞ。
ということは物体を動かしたい方向と反対にスライドガラスを動かせばいいんだな。
よし!ばっちり微生物が見えたぞ!!
こんな感じじゃ。」
ひとし「ほんとに実験しているみたいにリアルですね。」
ワクワク先生「そうじゃ。
自分の部屋で実際に声を出して、体を使って、なりきってやるんじゃ。
そうすれば実際に実験をしたのと同じくらいの体験ができるから、覚えようとしなくても勝手に覚えてしまうんじゃ。
理科の勉強は暗記じゃないんじゃ。
理科の勉強は実際に実験して、体験することなんじゃよ。
暗記ばかりやっていても何にも面白くないわ。
問題ばっかり解かずに、どんどんエアー実験をして、体験するんじゃ。
自分の好きなストーリーを作って、遊び感覚でやるんじゃぞ。
これが最強の理科勉強法じゃ。」
ひとし「面白いですね。
それだけイメージできて、体を使ってやれば、実際に実験をしたような感覚になりますね。
勝手に覚えちゃいますね。
よし、今から家に帰って部屋で実験をしてみます!
楽しみになってきた~♪」