勉強ができるようになってテストの点数がめっちゃ上がる目標の立て方①
今日は「勉強ができるようになってテストの点数がめっちゃ上がる目標の立て方」ということについて話をしたいと思います。
今日はたけしくんが“ワクワク先生”と話をしています。
たけし「 ワクワク先生。」
ワクワク先生「なんじゃ。」
たけし「毎日勉強しているんですけど、なかなか結果が出ないんです。
どうすればいいですか?」
ワクワク先生「たけし、おまえに一つ質問じゃ。
たけしの目標は、“テストで点数が上がること”か?」
たけし「はい、そうです。」
ワクワク先生「その目標はいつ実現するつもりなんじゃ?」
たけし「いつって言われても。
いつか実現したらいいな~と思います。」
ワクワク先生「そんな“いつか”はいつまでたっても来ないぞ。」
たけし「そうなんですか?」
ワクワク先生「そうじゃ。
“いつか実現したらいいな~”と言っている自分は、まだ実現していない人の言うセリフじゃ。」
たけし「そりゃそうですけど、普通は“点数が取れたらいいな~”って思うじゃないですか。」
ワクワク先生「そこがなかなか実現しない原因なんじゃよ。
原因は二つあるんじゃ。
まず一つ目は、“何を目標にするか”じゃ。
ほとんどの人は“テストで80点を取りたい”“テストの点数を上げたい”“成績を上げたい”という外側の状況を目標にしているんじゃ。」
たけし「それのどこがダメなんですか?」
ワクワク先生「では聞くが、もし“テストで80点を取ること”を目標にしたら、たけしならどうする?」
たけし「80点をとれるように頑張って勉強します。」
ワクワク先生「頑張って勉強をするというのはどういうことじゃ?」
たけし「いつもよりいっぱい勉強することです。」
ワクワク先生「何をどれくらいやるんじゃ?」
たけし「全体的にいつもより回数をやります。」
ワクワク先生「それで80点は取れるのか?」
たけし「そんなこと、やってみないと分からないじゃないですか。」
ワクワク先生「だから、点数が取れないんじゃ。」
たけし「どういうことですか?」
ワクワク先生「“やってみないと分からない”というのは、“80点を取っている自分が全くイメージできていない”ということを言っているのと同じじゃ。
とにかく頑張っていっぱいやるというように“やること”にだけしか意識がいっていない。
肝心の“どうなりたいか”“80点を取っている自分ならどんな生活をしているか”に意識がいっていない。
だから、“テストを受けてみないと分からない”という発言が出てくるんじゃ。
“外側の状況や結果”を目標にするのではなく、“どんな自分でいるか”を目標にするんじゃよ。
結果が出ないのは、外側の状況を変えようとするだけで、自分自身が全く変わっていないからなんじゃ。
例えばこんな感じじゃ。
いつもファミレスに行ってハンバーグを注文している人が、ステーキを食べたくなって、店員さんを呼ぶ。
そこでステーキを食べたいのに、いつものクセで“ハンバーグをください”と言ってしまう。
本人はいつものことだから、全然気がついていない。
そして、店員さんが“お待たせしました。ハンバーグです”と言ってハンバーグを持ってくる。
そこで“どうしてステーキを注文したのに、ハンバーグが来るのかな?”と疑問に思うが、“今回はしょうがないな。次こそはステーキを注文しよう”と思って、ハンバーグは次回に持ち越し。
でも、また次に来た時も同じことをやってしまう。
それで“どうしてステーキが来ないのかな~?”と悩んでしまう。」
たけし「アホですね、その人!」
ワクワク先生「バカにしているが、たけしがテスト勉強の時にしているのと同じじゃぞ。
毎回“今回のテストは点数をとるぞ!”と思っても、“いつもと同じ考え方、行動”をしているから結果はほとんど変わらない。
それで“そうして点数が上がらないのかな~?”と悩んでいる。
さっきのファミレスの人と同じじゃ。」
たけし「確かにそうですね。
同じことをしていますね。」
ワクワク先生「そうじゃ。
だから、ステーキを食べたかったら、“ステーキをください”と店員さんに言えばいい。
点数を取りたいなら、いつも点数を取っている人になればいい。
自分を変えずに結果だけ変わってほしいと思うのは、クレイジーにも程があるわ!」
たけし「なんか今までの自分はいったい何をしていたんだろうって気持ちになってきました。」
ワクワク先生「今からでも遅くはないわ。
もう“外側の状況を求める生き方”とはおさらばじゃ!」
たけし「そうですね。
おさらばします!
ところでさっき先生が“目標が実現しない理由が二つある”って言ってましたが、もう一つっていったい何なんですか?」
ワクワク先生「それは次回話をすることにしよう。」
たけし「分かりました。
楽しみにしてます!」