中学国語の文章題(小説)を解くときに登場人物の気持ちにならないといけないの?

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今日塾の生徒さんからこんな質問をされました。

生徒さん「小説の文章問題でなぜ登場人物の気持ちを考えないといけないんですか?
登場人物の気持ちなんか考えて何になるんですか?
意味あるんですか?」

僕「何にもならんよ、意味ないよ。」

生徒さん「意味ないんですか?」

僕「○○さんの言い方だと、“登場人物の気持ちなんか知ったこっちゃないし、こんなことしてて将来何の役に立つの?”という感じで聞こえるけどそんな感じ?」

生徒さん「そうです。」

僕「じゃあやっぱり何の役にも立たないし、意味ないでしょ」

生徒さん「やっぱりそうなんだ」

僕「でも国語の文章題を解くということになれば、登場人物の気持ちを考えるのも意味があるよ
“なぜ登場人物の気持ちを考えないといけないんですか?”と聞かれたら、こう答えるかな」

生徒さん「どう答えるんですか?」

僕「問題が解きやすいから。以上!」

生徒さん「それだけですか?」

僕「そう、それだけ。
だって文章の中に登場人物の気持ちが分かるポイントがいっぱいあるから、それを見つければ必ず解ける。
めちゃめちゃ簡単!
国語の点数が取れない人は、自分で勝手に答えを考えてしまうのよ。
だから、取れたり取れなかったりする。
で、国語は勉強しても一緒だよねと思って何もしない。
答えは文章の中にあるのよ。

生徒さん「文章の中に答えがあるんですね」

僕「そう。じゃあ、ここで質問。
○○さんが、友達の気持ちを友達に直接聞かずに知ろうと思ったら、どうする?」

生徒さん「顔の表情とか、がっくり下を向いているか、とかを見ますね。」

僕「他には?」

生徒さん「言ってる言葉を聞きます。“あ~あ”とか“最悪~”とか言ってたら何か良くないことがあって、気分が悪いんだろうな~って思います。」

僕「そうやね。
相手の行動・様子とか、言っている言葉に注目するよね。
国語の文章題も同じ。
文章中に登場人物の行動・様子、言葉(セリフ)が書いてあるから、それを探して答えればいいのよ。
だから、文章題を解くときは文章から目を離さなさず、いつも意識は文章中の登場人物の言動に向けるだけ。
あとは質問に答えるだけ。
超かんたん!
コツがつかめれば、もう勉強する必要なし!!
○○さんは、今の話を聞いてどう感じた?」

生徒さん「そんなに簡単でいいんですね。
そのやり方を試したくてしょうがなくなりました♪
今からやります!」

僕「ぜひお試しあれ~♪」

国語の文章題って、答えを考えて書くってイメージを持っている人が多いけど、実は答えは文章の中にあって、それを見つけて書くだけなんです。

人の気持ちを知りたかったら、相手の様子を観察しますよね。

それと同じ。

めちゃめちゃシンプル。

難しく考えなくていいんです。

学校の勉強は本来シンプルなものなのに、みんなが勝手に複雑にしているだけなんです。

深刻に複雑に考えず、もっとシンプルにいきましょう!

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