計算問題が苦手なんじゃない!“何をしているか”という自覚がないだけ

 

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今日は「計算問題が苦手なんじゃない!“何をしているか”という自覚がないだけ」ということについて話をしたいと思います。

今日はひろしくんが“ワクワク先生”に質問しています。

ひろし「 ワクワク先生」

ワクワク先生「なんじゃ。」

ひろし「中学一年生の数学の計算問題がめっちゃ苦手なんですけど、どうしたらいいですか?」

ワクワク先生「簡単なことじゃ。
あることをするだけで、計算問題が格段に解けるようになるぞ。
知りたいか?」

ひろし「知りたいです!」

ワクワク先生「では教えてやろう。
あることとは・・・

“自覚をすること”

これじゃ。」

ひろし「自覚をすること?」

ワクワク先生「そうじゃ。
自覚をすることじゃ。」

ひろし「???」

ワクワク先生「ひろしよ、おまえは計算問題が苦手だと言っておったが、“×、÷、+、-の計算はどんな順番にやるか”は知っておるか?」

ひろし「はい、知っています。」

ワクワク先生「じゃあ、問題を解くときにいつもそのことを意識しておるか?」

ひろし「問題を解くときは意識してませんね。
問題を見たら、“なんじゃこの問題は!絶対に解けんわ~。”って思うだけです。」

ワクワク先生「だから解けないんじゃ。
問題を解くときに、“どこの分野の問題か”“その分野で習った基本事項は何か”“問題を作った人は何をしてほしいか”を全く意識していない。

習ったことは頭に入っているんだけど、問題を解くときにその習ったことを使う気がない。
だから、後で答えを見たときに、“あ~、そういえばそんなことを習ってたな~”って思い出すんじゃ。

ワシにしてみれば、それは計算問題が苦手なんじゃないわい。
“今何の問題を解いているか”“今自分は何をしているか”をいう自覚がなくて、“なんとなく”やっているだけ。
起きてるんだけど、寝ているようなもんじゃ。

“解く”ということに全く意識がいっていないんじゃ。
“今やっていること”に全く意識がないんじゃ。
“今という瞬間”に全く意識がないんじゃ。
意識が“今ここ”におらんのじゃ。

意識せずにやっているから、手だけが動いて、訳の分からん答えを書いてしまうんじゃ。

“今何をやっているか”
“今何を考えているか”
“今どんな気持ちか”

これをいつも意識しておくんじゃ。

そうすれば計算問題もできるようになるじゃろう。
そして、いつも自分のことを意識しているから、周りにも振り回されず、“今自分はどうしたいか”を自分で決めることができるようになるぞ。」

ひろし「そうですね。
今までは“なんとなく”やっていました。
なんとなくやっているとよく分からないし、やっていても面白くないですね。
今から“何をしているのか”を自覚しながらやってみます!」

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