“勉強が嫌だ”という思いが“勉強が嫌だ”という世界を作っている?
今日は「“勉強が嫌だ”という思いが“勉強が嫌だ”という世界を作っている?」ということについて話をしたいと思います。
今日もたけしくんと“ワクワク先生”の会話から。
たけし「 ワクワク先生。」
ワクワク先生「なんじゃ。」
たけし「今日学校で友達と“勉強って面白くない”よねって話をしたんですけど、やっぱり勉強って面白くないですよね?」
ワクワク先生「そんなもん決まっとらんわ。
友達とどんな話をしておったのじゃ?」
たけし「友達がめっちゃ数学が苦手で、“数学なんかできても役に立たんやろ。勉強なんか絶対に面白いわけがないわ”って言ってました。」
ワクワク先生「それでたけしはど答えたんじゃ?」
たけし「“俺もそう思うわ~。勉強なんて意味ないよな”って言いました。」
ワクワク先生「それは本心か?」
たけし「ま~、ちょっとは思っているかもしれませんが、そこまで“勉強って嫌だな~”っていうのはないですね。」
ワクワク先生「それならそう言わんかい!」
たけし「だってそんなことを言ったら、友達に何か言われるじゃないですか。」
ワクワク先生「言わせておけばよいわ。
よいか、たけしが友達の言っていることに同調すると、お前も友達と同じようになってしまうんじゃぞ。」
たけし「そうなんですか?」
ワクワク先生「そうじゃ。
この世界は自分が見たいように見ている世界なんじゃ。
だから、人の数だけ世界が存在するんじゃ。
みんなが同じ世界に住んでいるように見えても、実はみんなそれぞれが違う見方をしているから、違う世界に住んでいるようなものなんじゃ。
みんながそれぞれ違う色眼鏡をかけて世界を見ているんじゃ。
たけしの友達は“数学なんてつまらない”“勉強なんて意味がないから、やってもしょうがない”という色眼鏡をかけているから、それを実際に体験するんじゃ。
“自分の興味のあることを学ぶって楽しいな”“勉強なんて趣味みたいなものだから、真面目にならずに楽しもうよ”という色眼鏡をかけている人は、それを実際に体験するんじゃ。
友達が“勉強なんてつまらない”と言っていても、それはその友達から見える世界なだけ。
たけしが見ている世界とは何にも関係ないんじゃ。
たけしの世界はたけしからしか見えない世界。
だから、友達の意見に同調しなくていいんじゃ。
同調すると同じような色眼鏡をかけることになる。
たけしはたけしが見たい色眼鏡をかけたらいいんじゃ。
どの色眼鏡をかけるかは、みんなが自分で決めることができるんじゃよ。」
たけし「そうなんですね。
なんかみんなが同じように見えていて、“みんなにとって正しいこと”“みんなにとって良いこと”があるのかと思ってました。
そうじゃないんですね。」
ワクワク先生「そうじゃ。
みんなにとって良いことなんて存在せんな。
それぞれ個人の世界で真実かのように思えることはあるかもしれんが。
たけしよ、いつもこのことを忘れないようにしておくのじゃ。
周りの人が体験していることとは関係なしに、自分が体験したいことを選ぶことができる。
周りの人が信じていることとは関係なしに、自分が信じたいことを選ぶことができる。
過去の自分が体験していたこととは関係なしに、今の自分が体験したいことを選ぶことができる。
過去の自分が信じていたこととは関係なしに、今の自分が信じたいことを選ぶことができる。」
たけし「分かりました。
今の自分が信じたいことを信じて、今の自分が体験したいことを体験します!」