効率なんかを求めるな!そんなことをしたら勉強が面白くなくなるぞ!

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今日は「効率なんかを求めるな!そんなことをしたら勉強が面白くなくなるぞ!」ということについて話をしたいと思います。

今日もたけしくんが“ワクワク先生”と話をしています。

たけし「ワクワク先生。」

ワクワク先生「なんじゃ。」

たけし「勉強をする時に時間がかかってしまうんですけど、どうしたらもっと効率よくできるようになりますか?」

ワクワク先生「“効率よくやろう”“上手くやろう”と思わないことじゃ。

たけし「えっ?」

ワクワク先生「効率を求めると、効率よくはならないんじゃ。」

たけし「???」

ワクワク先生「たけし、おまえにとって“効率がよい”というのはどういうことじゃ?」

たけし「それはやっぱり、無駄なことをしないで、余計な時間がかからないで、上手くやることですかね。」

ワクワク先生「無駄なこととはいったい何じゃ?」

たけし「結果を出すのに、やらなくてもいいこと・必要のないことですかね。」

ワクワク先生「じゃあ、お前が“スーパーマリオ”のゲームをする時はどうじゃ。
“アイテムもコインも取らなくていいから、一秒でも早くゴールしないといけない”とか“大砲で一気に8ステージまでワープして一秒でも早くクッパを倒さないといけない”と考えておるのか?」

たけし「まさか、そんなことは思ってませんよ。
そんなことをしたら、すぐにクリアーをして、面白くないじゃないですか。」

ワクワク先生「では、なぜ勉強の時はそんなに効率を求めるんじゃ?」

たけし「それはやっぱり、“勉強が面白くないから、早く終わらせたい”っていう気持ちがあるからじゃないですかね。」

ワクワク先生「そうじゃな。
その気持ちを持ったままじゃと、たとえ効率よく勉強ができるようになっても、“勉強は嫌なものだ”ということからは自由になれんぞ。

効率という言葉が出てくる時点で、やっていることが面白くないということなんじゃ。
効率なんか求めるな。
そんな表面的な効率を求めても何も面白くないわ。

本当の効率は違うところにあるんじゃ。」

たけし「本当の効率って何ですか?」

ワクワク先生「我々がこの世界にやってきたのは、“いろんなことを体験するため”なんじゃ。
だから、“いろんなことを存分に体験すること”を目的としている。
十分に味わったら、もうその体験は卒業となり、また新しい体験がやってくる。
“効率的にやったり、上手くやったりすること”が目的ではないんじゃ。

それなのに表面的な効率ばかりを求めていると、“早く終わらせたい”という気持ちが強くなって、実際に体験をすることに意識が向かなくなる。
それで、その体験が十分に味わえず、消化不良になって、また同じ体験を繰り返すことになる。

“いろんなことを存分に体験する”という視点から見たら、表面的に効率の求める方が非効率なんじゃ。
だから、表面的な効率なんて求めずに、今やっていくことを思いっきり味わえ。
そして、その体験を卒業しろ。
そうすれば、また新しい体験がやってくるだろう。」

たけし「そうなんですね。
僕たちはいろんなことを体験するためにやってきたんですね。
それだったら、いろんなことを思いっきり体験した方がいいですね。

僕も頭を使って“どうやったら効率よくできるかな?”って考えるのをやめて、今やっていることを存分に体験したいと思います。」

ワクワク先生「大いに体験して、大いに楽しむんじゃぞ!」

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