勉強のやる気は“できるかどうか”じゃない。好奇心と情熱だ!
今日は「勉強のやる気は“できるかどうか”じゃない。好奇心と情熱だ!」ということについて話をしたいと思います。
今日ももちろん生徒さんとのやりとりから。
生徒さん「今日は生物も教えて欲しいんですけど、先生は高校の時、生物をやってました?」
僕「やってないよ。
高校の時は物理・化学やったね。」
生徒さん「じゃあ、生物は無理ですよね。」
僕「そんなことないよ、できるよ。」
生徒さん「でも、高校時代に生物をやってなかったんでしょ。」
僕「そうだよ。
で、それがどうしたの?」
生徒さん「できるんですか?」
僕「やったことないけど、今からできるようになったらいいやん。
やったことがないから興味もあるし、やろうよ~!」
生徒さん「どんだけやる気満々なんですか。
先生っていつも興味をもってやってる感じですね。」
僕「そうやよ。
“やってみたい!”“知りたい!”ていう好奇心と情熱しかないよ。
“やったことがあるかどうか”とか“できるかどうか”とか“役に立つかどうか”なんてどうでもいい。
そんなことを考えていたら、面白くなくなってくるでしょ。
“どういうことなんかな~”って興味をもってやったら、何でも面白くなるよ。」
生徒さん「そうなんですけど、僕はどうしても“将来役に立つかどうか”“受験の役に立つかどうか”でやってしまいますね。」
僕「別にそれでもいいと思うよ。
ただそれでも、“受験のためだからしょうがないし、やらないといけないな”って思ってやっても面白くないから、“よし、こうなったらもう受験で思いっきり点を取ってやろう!自分がどこまでやれるかチャレンジだ!”ぐらいの気持ちでやると面白いかな。
理由は何でもいいから、自分がどんな状況でも、好奇心を持って、遊び心を持って、情熱を持ってやることが一番かなって思う。
“どんな状況でも、楽しんでしまう”“どんな状況でも、好奇心を持って、遊びに変えてしまう”、そんな人って最強でしょ♪」
生徒さん「最強ですね。
そんな風になりたいですね。」
僕「なれるよ。
一日5分でもいいから、“やらないとけない”とか“面白くない”という気持ちは横に置いておいて、“どういうことなんかな”とか“5分だけ思いっきり楽しんでやってやろう!”という気持ちでやってみて。
で、その時間を少しずつ長くしていけば、いつでも楽しめるようになるよ。
“楽しいことがあるから楽しい生き方”から“何でも楽しもうとするから、どんなことも楽しくなってくる生き方”になってくるよ。
“勉強ができるかどうか”“得意かどうか”なんてどっちでもいい。
今目の前にある状況を好奇心をもって、楽しむだけ。
ぜひやってみて!」
生徒さん「一日5分ならできそうですね。
やってみます!」
“~のために勉強をやる”みたいな、やる気が出る理由って思い浮かびますか?
たぶんそんなに浮かばないと思います。
逆に勉強をしない理由ならいくらでも出てくると思います。
“歴史とか古文みたいな昔のことをやって何の意味があるの?”
“大人になっても英語をしゃべる気はないから英語をやっても意味がない”
“方程式なんて大人になっても使わんでしょ”
勉強をやる意味を探すのはやめときましょう。
そんなことより、何をしている時でも、“どうやって楽しんでやろうかな”とか“どういうことなんか知りたいな”という好奇心を持ちましょう。
どんな状況でも、それを“嫌々やるか”“楽しんでやるか”を決めるのはあなたです。
つまらない状況・楽しい状況があるのではないんです。
“つまらないと思っているあなたがいる”“興味をもって楽しんでいるあなたがいる”、ただそれだけです。
なので今日はこの質問。
今目の前にある状況をどうやったら楽しめるかな?
いつも楽しんでいる自分なら今の状況をどう楽しむかな?