期末テストの目標は60点なのに100点の感覚を味わえる勉強法!

11067695_s

今日は「期末テストの目標は60点なのに100点の感覚を味わえる勉強法!」について話をしたいと思います。

今日ももちろん生徒さんとのやりとりから。

生徒さん「今回の期末テストの数学で、60点を取りたいんです。」

僕「OK。
じゃあ、○○くんが期末テストで60点を取っているとしたら、どこの分野でどれくらい点数を取っていると思う?」

生徒さん「全体的に6割くらい取れていると思います。」

僕「OK。
じゃあ、また質問するね。
○○くんにとって、“テストで6割は取れるだろうな~”っていうのは、どうやったら分かる?」

生徒さん「どういうことですか?」

僕「どうなったら、6割を取るテスト勉強が終わるの?」

生徒さん「それは、ワークの問題を2~3回くらいやったら終わりだと思います。」

僕「それは、ワークを2~3回やるってことでしょ。
そうじゃなくて、
“どんな状態になれば、6割は取れるやろな~”って分かる?」

生徒さん「分からないですね。
どれくらいできていれば、6割取れるんですか?」

僕「僕も分からん。
全体的に6割取ろうっていう勉強をしたことがないから。
6割取れるってことは、4割取れないってことだから、結構分からない問題もそのままにしておかないと6割って取りにくいよね。

でも、6割を取る別の方法はあるよ。」

生徒さん「どんな方法ですか?」

僕「テスト範囲の6割の範囲を100%できるようにして、残りの4割の範囲は何もしない。
残りの4割の範囲は0%でOK。」

生徒さん「マジですか?
そんなことをして、6割の範囲が解けなかったらどうするんですか?」

僕「100%できるようにするから全部解けるよ。
逆に全部の範囲が6割の状態やと、どの分野も解けるかどうかあやしいから、結局6割は取りにくいと思うよ。」

生徒さん「確かにそうですね。」

僕「○○くんの作戦は、“どの分野も2流でいいでしょ大作戦”って感じかな。
野球で言ったら、“打つ・走る・守るがそこそこ”みたいな感じ。

で、僕の作戦は“他の分野はど素人だけど、この分野だけは超一流大作戦”かな。
走るのは超遅いし、守備もめちゃめちゃ下手。
でも、めっちゃ打つみたいな。
打つことに関しては、超一流。

人それぞれ好みはあるけど、僕はこっちの作戦が好きかな。」

生徒さん「確かにその作戦の方がいいとは思うんですけど、4割の範囲を捨てるっていうのがめっちゃ怖いです。」

僕「確かにそうかもね。
これは学校で身につける思いこみの一つやね。

“できない分野があるとダメ”
“苦手教科・苦手分野は克服しないといけない”
“得意教科を伸ばすよりも、苦手教科をなんとかしないといけない”

僕からしたら、“全体的に6割できたからって何なん?”って思うわ。
全体的に6割できても、MAXで6割の世界しか体験できないんやで。

それやったら、せまい範囲でもいいから100%できる方がいいんちゃうかなって思う。
だって、“めちゃめちゃできる”“めちゃめちゃ分かる”“できるってこういう感覚なんか~”っていうMAXの体験をできるから。

超一流の世界を体験できるんやで。
別にちょっとぐらいできない分野があってもいいでしょ。

100%の世界を体験すると自分に対するイメージが一気に上がるよ。
“俺ってできるやん!”
”俺っていけるやん!”
自分に対してそう思えるようになってくるよ。

だから、解けない分野があっても、苦手教科・苦手分野があっても気にしなくていいよ。
それより、自分のMAXを上げちゃおう。

そしたら、“苦手分野も気にならなくなって、気がつくと苦手分野もできるようになっちゃった”ってこともよくあるから。」

生徒さん「”めっちゃできる””めっちゃ分かる”っていう世界を体験したいですね。
今回は超一流作戦でいきます!」

僕「MAXの体験をしちゃおうか♪」

学校で、“できる教科”より“できない教科”のことばかり言われてきたために、多くの人が“できない”ということに意識を向ける癖がついているんじゃないかなと思います。
それでは、いつも自分に対するイメージを下げ続けることになってしまいます。

自分に対するイメージを下げるのに使っていた時間を、少しでもいいので今から、自分に対するイメージを上げる時間に使いましょう!

好きなことをもっと楽しむ時間を作りましょう!

好きなことをもっと極めてやりましょう!

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ