中学生必見!その勉強の仕方でいいの?勉強=宿題で楽しいかい?
今日は「中学生必見!その勉強の仕方でいいの?勉強=宿題で楽しいかい?」ということについて話をしたいと思います。
今日ももちろん生徒さんとのやりとりから。
生徒さん「今日も頑張ります!」
僕「頑張らんでいいよ。
ちょっと質問してもいい?」
生徒さん「はい。
僕「○○くんは、どういう時に“今日は勉強したな~”って思う?」
生徒さん「そうですね。
宿題をいっぱいしたときですかね~。」
僕「他には?」
生徒さん「長い時間勉強した時ですかね。」
僕「てことは、○○くんにとって“勉強=宿題をやったかどうか”“勉強=どれだけ時間をかけたか”ってことなの?」
生徒さん「そうですね。」
僕「結果は出てる?
やってて面白い?」
生徒さん「結果はあまり出てないですね。
やってても面白くないですね。」
僕「そうやね。
“勉強=宿題”じゃ面白くないよね。
ほとんどの人は“勉強=宿題”と思ってるんよ。
あとは“何時間やったか”とか“何ページやったか”と思っている人も多いね。」
生徒さん「確かにそうですね。」
僕「宿題をやったら、何か勉強した気になっちゃうんよね。
それで、勉強が終わったから、堂々とテレビを見たり、漫画を読んだりできるよね。
“嫌な勉強から開放された、やった~”みたいな。」
生徒さん「そうですね。
いつもそんな感じです。」
僕「これは学校で教えられるめっちゃ大きな“思いこみ”やわ。
学校では、“毎日宿題をしましょう”“毎日一時間は勉強をしましょう”“提出物は期限内に必ず出しましょう”みたいなのがスローガンになってて、みんないつの間にかそういうもんだと思いこんでしまうんよ。
で、“勉強=宿題”という思いこみが出来上がって、高校までずっとその思いこみを持ち続けるんよね。」
生徒さん「そうですね。
みんなそう思ってます。」
僕「でも、こんなもん、ただの思いこみやで。
ほんとは“勉強=宿題”なんて決まってないんやで。
みんながそれぞれ好きなように“勉強=○○”にしていいんやで。
例えば、
“勉強=分からないことが分かるようになること”
“勉強=宿題(テレビと漫画を見てもいい許可証)”
“勉強=なるほど、そういうことなんや~っていう発見ができるチャンス”
“勉強=何の役にも立たない、意味不明なもの”
“勉強=実験(自分の好きなやり方で上手くいくかどうかを試せるチャンス)”
なんでもいいのよ。
自分で決めていいのよ。
勉強に最初から意味なんてないのよ。
意味がないんやから、自分で好きな意味をつくればいい。
みんな違う意味を持っていてOK。
ほとんどの人が“勉強=宿題”なんて気持ち悪いでしょ。
もっとバラエティに富んだ方が面白いでしょ。」
生徒さん「そっか、“勉強=宿題”じゃなくてもいいんですね。」
僕「そう、○○くんの好きなように決めたらいいんよ。」
生徒さん「面白くなりそうな意味を考えてみます!」
僕「そうやね。
遊び感覚で、面白い意味を考えてみよう!」
ほとんどの人が“勉強=宿題”と思っていて、学校の先生も、親御さんも“勉強=宿題”と思っています。
なので、コミュニケーションの中心は“宿題をやったかどうか”になってしまいます。
“あんた宿題やったん?”
“○○、ちゃんと宿題をやってきたのか?”
こんな会話で楽しいわけないですよね。
この“勉強=宿題”という思いこみは、多くの人が持っていると思います。
あまりに多くの人が思いこんでいるので、あたかも真実のように感じてしまっているかもしれません。
でも、この“勉強=宿題”というのは単なる思いこみに過ぎないんです。
単なる迷信です。
ただの噂です。
“受験の時に、キットカットを食べたら、受かるらしいよ~”と同じくらいのノリです。
“宿題をしたら、勉強をしたことになるらしいよ~”ぐらいのもんです。
みんなが好きな意味を決めたらいいんです。
みんなが好きな思いこみを決めたらいいんです。
“蒸しパンは受験のラッキーアイテムだから、受験前には蒸しパンを食べよう”と思いこんでもいいんです。
“俺は将来研究者になるから、勉強もどうやったら上手くいくかという実験にしてしまおう”と思いこんでもいいんです。
みんなだたの思いこみなんだから、あなたが好きな思いこみをもって、あなたが好きなように勉強しましょう!
そして、あなたが好きなように学校生活をエンジョイしましょう!!