勉強のやる気がめっちゃ上がる期末テスト対策はこれだ～！
今日は「勉強のやる気がめっちゃ上がる期末テスト対策」について話をしたいと思います。
今日も生徒さんとのやりとりから。
僕「今回の期末テストは何点ぐらい取りたい？」
生徒さん「70点ぐらいです。」
僕「よし！
じゃあ、今回は70点をピンポイントで狙いに行くか～。」
生徒さん「はい、70点を取りたいです。」
僕「70点ジャストを狙いに行くけどOK？」
生徒さん「70点ちょうどですか？」
僕「そう。
ま～、ちょっとずれても65点～75点の間ぐらいかな。
85点を取っちゃったら、取りすぎやからね♪
取りすぎに注意してね～。」
生徒さん「取りすぎはダメなんですか？」
僕「ダメではないけど、今回は70点を取るっていうゲームやからね。
宣言した点数に近い方がポイントが高いんよ。
85点も55点も、70点から15点離れているからポイントは同じ。
イメージ通りに点数を取った人がポイントをいっぱいもらえるんよ。
今回のテーマは、“自分のイメージした状況を実際に実現する”。」
生徒さん「分かりました、やってみます！」
僕「じゃあ、○○さんに質問。
テストで70点を取ったとしよう。
どこで70点分の点数を取って、どこで30点分の点数を取らなかった？」
生徒さん「二次関数のところは全部解けて、相似の証明で全部自分で書くところが全部できていなかったと思います。」
僕「OK。
じゃあ、二次関数のところは全部解けるようにしよう。
で、相似の証明で自分で全部書くところは一切勉強しないでおこう！」
生徒さん「え？
一切勉強しないんですか？」
僕「そう、一切勉強しない。
だって、○○さんはテストでその分野は全くできていないんでしょ。」
生徒さん「はい。」
僕「じゃあ、やらなくていいじゃん。」
生徒さん「そうなんですけど、気になりますね。」
僕「そうやね、気になるね。
でもこの方が点数は取れるんよ。
多くの人は気になるから、全部の範囲をやろうとして、結局どの分野もよく分からんままテストを受けるんよ。
で、どこもよく分からんから、点数が取れない。
でも、取ると決めたところを中心に勉強したら、その分野がめちゃめちゃできるようになるから、“全部分かるってこんな感覚なんや～”っていうのを味わうことができる。
しかも、テスト中も“この分野は絶対にできるから大丈夫”という気持ちでやれるし、分からない分野があっても“元々この分野は取るつもりがないから、できなくてもOK”と思って、メンタルも乱れないよ。」
生徒さん「確かにそうですね。」
僕「しかも、解けなかった問題も“できない”わけではなくて、“できるんだけど、今回はやるつもりがなかった”と思えるから、“解けないとダメ”という癖もなくなってくるんよ。
ほとんどの人は、“問題が解けない＝ダメ”って思ってるでしょ。
これは学校で身につけた“思いこみ”なんよ。
で、問題が解けなかったり、テストの点数が高くないと、何か自分がダメなんじゃないかな～と思ってしまうんよ。
問題が解けなくても、テストで点数が取れなくても、全然ダメじゃないでしょ。
その変な思いこみを外すにも、このやり方はいいと思うよ。
だって、“解けない＝できない”じゃなくて、“解けるんだけど、今回は見送らせていただきました”だからね。
能力的にできないわけではなくて、“今回はやらない”と自分で決めただけ。
この発想でやると、テスト勉強がどんどん自主的なものになっていって、“今回は何点を狙ってやろうかな～”とか“どの分野の達人になってやろうかな～”と思うようになってくるよ。
そうなったら、テストが毎回楽しみになってくるよ。」
生徒さん「ほんとですね。
“できないとダメ”って思ってましたけど、“できるんだけど、今回は見送らせていただきます”だと嫌な感じはないですね。
やることもはっきりするから、いいですね。」
僕「そうやね。
じゃあ、今回は“ピンポイントで点数を取ってやるぞ＆今回は見送らせていただきます”大作戦でいこうか。」
生徒さん「はい、それでやってみます！」
テスト勉強もただ“やらないといけないから”とか“点数を取らないといけないから”という理由だと面白くないので、やる気なんて出ないと思います。
“テストの点数は高い方がいい”なんてただの思いこみですね。
それよりも、テスト勉強もゲーム感覚で、自分で決めてやった方が面白いと思います。
あえて点数を20点下げてみるゲームなんかも面白いんじゃないかな～。
（僕は中学時代に、実際に成績を下げるゲームをやったことがありますが、親はびっくりしてましたね♪）
テストも“なりたい自分を実現するゲーム”にしちゃえば、頑張らなくても遊び感覚でやってしまうと思います。
テストを深刻に考えずに、もっと遊びましょう！
（遊べば遊ぶほど、点数も取れちゃうんですけどね～♪）
