「どんな自分でいるか」を意図すれば、勉強の効率が10倍UP!
今日は「“どんな自分でいるか”を意図すれば、勉強の効率が10倍UPしちゃう」ということについて話をしたいと思います。
今日ももちろん生徒さんとのやりとりから。
僕「今日の勉強が終わったら、どんなふうになっていたい?」
生徒さん「今日は数学の方程式の文章題ができるようになっていたいです。
頑張ります!」
僕「ちょっと待って!
今日は勉強の効果が10倍にアップする秘密の方法を伝授しようかな。
どう、知りたい?」
生徒さん「10倍にアップするんですか?
めちゃめちゃ知りたいです。」
僕「じゃあ、秘密を教えてあげよう。」
生徒さん「ありがとうございます!」
僕「じゃあ、秘密を教えるよ。
その秘密とは・・・
“意図すること”なんだよ~!」
生徒さん「???」
僕「ポカ~ンやね。
OK。
じゃあ、もうちょっとわかりやすく。
“どんな自分でいるか”を今決めること。
そして、そんな自分として、今から生きていくこと。」
生徒さん「?」
僕「まだ、ポカ~ンやね。
じゃあ、勉強あるあるで説明しよう。
ほとんどの人は勉強をする時、とにかくいっぱい問題を解いて、いろんなパターンを覚えようと頑張るよね。
頑張って勉強することで、問題のパターンは多少覚えることができるけど、
“勉強する時の基本的な考え方・気持ち・発想・姿勢・行動パターン”は変わらないんよ。
だから、いつも60点の人はそんな自分からなかなか変われない。
60点の人はいつも60点の人のパターンで生きているから、知識が多少増えても、結果はいつもとあまり変わらないんよ。
○○くんは、いつもだいたい同じように勉強して、同じくらいの点数を取っていたでしょ。」
生徒さん「そうですね。」
僕「だから、ただがむしゃらに頑張っても、今までの自分の癖が強くなるだけだから、逆に結果が変わりにくいんよ。
じゃあ、どうするか?
“どんな自分でいるか”を決めるんよ。
決めるっていうのは、ただ“なれたらいいな~”っていうんじゃなくて、“今までの自分は卒業して、今からなりたい自分になる”という決意をする。
決意って言ってもそんなに硬いものじゃなくて、ただ“なりたい自分に今からなって、そんな自分としてやるぞ”と決める感じ。
それで、“理想の自分ならやっているであろう考え方・気持ち・発想・姿勢・行動”をイメージして、それをそのまま今からやるんよ。
結果は気にせずに、理想の自分を体に染み込ませるまでやる。
そしたら、理想の自分に慣れてきて、その理想の自分が当たり前になってくるんよ。
そうなったら、頑張らなくても自然と結果は出てくるよ。
だから、勉強を始める前に、“理想の自分ならどんなことを考えて、どんな気持ちで勉強していて、問題を見たときにどんなリアクションをして、どんな姿勢で勉強していて、どんな行動をとるか”をしっかりイメージするんよ。
で、それがはっきりしたら、問題が解けなくてもいいから、理想の自分のリアクションをするんよ。
例えば、○○くんがの理想の自分がこんな感じやったとする。
問題を読んだらいつも“問題を作った人は何をしてほしいんかな”って考えていて、問題が解けなくても、“どういうことなんかな~?知りたいな~”っていつも興味を持っている。
口癖は“なるほど~”“そういうことか~”“だからそうやって解くんや~”。
姿勢も猫背じゃなくて、背中がピーンと伸びている。
顔はいつもちょっと笑顔♪
こんな感じが理想なら、問題を解いている時に、実際に“問題を作った人は何をしてほしいんかな”“どういうことなんかな~?知りたいな~”“なるほど~”“そういうことか~”“だからそうやって解くんや~”ってことを言いながらやる。
背筋もピーンで、顔はちょっと笑顔。
実際に問題は解けてなくてもいいから、理想の自分をなりきり続けて、体に覚えこませる。
そしたら、自然と理想の自分になれて、結果も出るよ。」
生徒さん「でもそんなことしてたら、気持ち悪くないですか?
何か変な人みたいにじゃないですか?」
僕「たしかに変態やね。
でも、僕からしたら、“数学は難しいわ~”とか“数学嫌いやわ~”って言ってるのが理想の自分じゃないのに、そんななりたくない自分になるための勉強をしている人の方がよっぽど変態やと思うけど。
勉強を嫌い・難しいって思うために貴重な時間を使って勉強をしている。
“キャ~”って驚きに行くために、わざわざお金を払ってお化け屋敷にいくようなもんやね。
どう考えてもそっちの方が変態でしょ。」
生徒さん「言われてみればそうですね。
勉強をやって、数学がもっと嫌いになったりしてますもんね。
“何をやってんねやろ、俺”って感じです。」
僕「そうやね。
どうせみんな変態なんだから、なりたい自分に遊び感覚でなりきって、そんな自分に本当になっちゃうのも面白いと思うよ。
そしたら、勉強の効果も10倍どころか100倍ぐらいになっちゃうね。
だって、全く新しい自分になっちゃうんだから。
どう、やってみる?」
生徒さん「やってみます!」
僕「じゃあ、○○くんの理想の自分をイメージするところから始めよう。」
生徒さん「はい!」
勉強でも仕事でも何でもそうですが、やる前に“今からどんな自分でいるか”を意図すること・決めることがとても大切です。
そうじゃないと、いつもの自分の癖が強化されちゃいます。
“なりたい自分”がはっきりしたら、結果や周りの目は気にせず、理想の自分をなりきって思いっきりやるだけです。
そしたら、自然と結果もついてきます。
あなたが変わると、あなたの世界も変わります。
なので、今日はこの質問。
あなたは今からどんな自分になりたいですか?