中学生の平均勉強時間が半分でもテストの点数がすごいアップするわけ
今日はいつもより勉強時間が少ないのに、点数が上がる方法について話をしたいと思います。
勉強時間が少なくて、点数が取れるようになりたい方?
みんなそうですよね♪
誰も勉強時間を増やしたくないですよね。
じゃあどうやって勉強時間を減らして点数を上げるのか?
それには、まず「何をもって勉強したと言えるのか?」「どうなったら今日の勉強が終わりなのか?」がはっきりしている必要があります。
ほとんどの人は、「宿題が終わったら勉強が終わり」と思ってます。
だから、お母さんに「あんた勉強したん?」と聞かれたら、宿題が終わっていたら「勉強終わったよ」と答えます。
そして、宿題が終わったら、堂々とテレビを見たり、漫画を読んだりして、自由時間を満喫すると思います。
そして、テスト一週間前になっても、提出課題に追われ、テスト前日ぐらいに課題が終わって、その状態でテスト突入!
提出物は終わったけど、テストはさっぱり・・・
で、「今度はもうちょと頑張ろう」と一応反省はするけど、2~3日するとその気持ちもすっかり忘れてしまう。
この繰り返し・・・
思い当たる方も多いと思います。
じゃあ、どうするか?
勉強を始める前に、「自分がどういう状態になったら勉強を終わりにするか?」というゴールを決めるんです。
例えば、「数学のワークの4ページ~6ページの範囲ができるようになったら終わりにする」
でもこれではまだゴールがぼんやりしてます。
どこがぼんやりしているか?
「できるようになったら」のところです。
「何をもってできるようになったと言えるのか?」「どうなったらできるようになったと分かるのか?」がはっきりしていないんです。
だから、例えば「解き方を口で説明できたら、できるようになったということ」にする。
そうすれば、解き方を口で説明できるようになった時点でその日の勉強は終わりです。
そうなってくると勉強するときの時間の使い方が変わってきます。
今までは、ただ宿題をすることに使っていた時間が、「どうなりたいか」という目標設定の時間に変わります。
そして、問題を解く時間が、解説を読んで理解し、説明する練習をする時間に変わります。
そして、勉強の基準が「量、時間」から、「なりたい自分になったかどうか」に変わっていきます。
目標設定に慣れてくると、分からない問題を嫌々やる時間が減って、習ったことを理解する時間に使えます。
そうすると、勉強時間も半分ぐらいに減ってきます。
そして、習ったことが理解できているので、テストもびっくりするぐらい解けます。
机に向かってやらなくても、問題集と解説を手に持って、歩きながらすることもできますし、学校の先生のように体全体を使って説明する練習もできます。
「勉強は机に向かってやらなくてはいけない」という思いこみが外れて、勉強に対して自由な発想になります。
なりたい自分になるために、好きなやり方で勉強できるので、「やらされてやる勉強」から「やりたくてやる勉強」に変わっていくと思います。
「どうなりたいかというゴールをはっきりさせる」
ぜひやっていただきたいです!