中学生の勉強は難しくない!小学生的発想でやれば超簡単!

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今日は「中学生の勉強は小学生的発想でやれば、めちゃめちゃ簡単」ということについて話をしたいと思います。

 

今日も生徒さんとのやりとりで説明します。

 

生徒さん「方程式の文章題が苦手なんです。
どうしたらいいですか?」

 

僕「OK!
じゃあ、この問題を考えてみて。

太郎君はスーパーに買い物に行って、150円のりんごをいくつかと、100円のカゴを買いました。
買い物の合計金額が550円でした。
りんごはいくつ買ったでしょう?」

 

生徒さん「3個です。」

 

僕「できるやん。
方程式の文章題できるやん。」

 

生徒さん「え?
今の問題はりんごを1個からどんどん当てはめていって、3個の時に550円になったから、3個かな~と思っただけです。
方程式使ってませんよ。」

 

僕「使ってるよ。
“150×(りんごの個数)+100が550になるか”を頭の中でやってたでしょ。」

 

生徒さん「やってました。」


僕「それが方程式やよ。
いきなり方程式を作ろうとすると、Xも出てきてなんか難しそうだから、できないって思ってしまうんだけど、小学生みたいに当てはめていけば答えは出るよね。

 

生徒さん「出ますね。
当てはめていけば簡単ですね。」

 

僕「そう。
で、その次に何をするかというと、“自分がどうやって答えを出したか”を見て、その答えの出し方をXを使って式にすればいいんよ。

今の問題なら、“150×(りんごの個数)+100が550になるか”をやったんだから、そのまま“150X+100=550”って式にすればいいだけ。
基本的にこれだけで方程式の文章題は解けるよ。

ほとんどの人は数字ばっかりの問題やったら、解こうとするし、実際に解けることが多いのよ。
でも、Xみたいな文字が入ってくると、急に難しく感じてしまって、解けなくなっちゃうんよ。

小学生やったら一つずつ数字を当てはめていって、答えになるやつを探すでしょ。
それと同じノリでやってほしいんよ。

小学生の時は実験したり、観察したり、数字を当てはめてみたりして、実際にやってみることが多かったね。
でも中学生、高校生になるとだんだん何をしているのかが分からなくなって、“分からんけど、とりあえずそういうもんやと思って、覚えておこう”みたいな勉強になってしまうのよ。

やってても意味分からんから、すぐに忘れてしまうし、やってて面白くないやろ。」

 

生徒さん「意味わからないし、面白くないですね。」

 

僕「だから、問題があったら、問題文を読んで、その状況をイメージして、小学生のように実際にやってみるんよ。
そしたら、何をやっているかが分かるから、今まで分からかなかった問題も解けるようになるよ。
実際、中学生の問題も小学生の方が解けるかもね。」

 

生徒さん「そうですね。
私、いつも問題を見た瞬間に“無理だ”と思って、あきらめてました。
実際にやってみたらいいんですね。
今からやります!」

 

僕「いいね~、今から小学生になってやってみよう!」

 

今の学校の勉強は、小学校、中学校、高校と進むにつれて、どんどん「実際に体験してみる」という機会が少なくなって、頭だけでやるようになってしまってます。

これだと何をやってるのかがさっぱり分からなくなって、面白くないでしょ。
実際にやってみる習慣がなくなってきて、評論家みたいな人がどんどん増えてくるだけなのかな~と思います。

勉強をしている時に、実際にやってもないのに「どうしたらいいですか?」という質問をする人も多いと思います。
「やってみて、気づくことがあるでしょ」と思うので、そういう質問をされたら僕は「まずはやってみよう」と答えます。

いきなり正解を教えてもらおうと、早く点数は取れるようになるかもしれないですが、「実際にやってみたり、いろんなことに気づいたり、発見したりする」機会を失ってしまうんじゃないかなと思います。

だから、頭でっかちにならず、小学生のように実際にやってみてほしいです。

 

なので、問題を解くときはこの質問。

 

この問題を小学生だったらどうやって解くかな?

 

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