問題集のことが愛しくなっちゃた?
今日は塾の生徒さんとの話について書きたいと思います。
生徒さんとこんな話をしました。
生徒さん「今度の数学の実力テストで点数を取りたいです」
僕「何点ぐらい取りたいの?」
生徒さん「40点満点で20点です」
僕「じゃあ20点取っているとしたら、どこで20点分を取っていると思う?」
生徒さん「どんな問題が出るか分からないですね」
僕「今回で4回目の実力テストやね。
富山県の入試のパターンは決まってるし、実力テストもパターンが決まってるよ。
だからそれを意識して勉強すれば点数をとれるよ~」
生徒さん「そうなんですか?」
僕「そうそう。
ほとんどの人は点数を取りたいって思ってても、どんな問題が出るかを意識せずにやってるのよ。
ゲームでも“ボスがどんな攻撃をしてくるか”を知っている方が戦いやすいでしょ。
初めての時は知らずにやられても、次はどんな攻撃をしてくるか分かっているから倒せちゃうんよ。
勉強も同じ。
最初は知らなくても、一回受ければ問題の傾向が分かるから、次はその傾向を意識して勉強すればいいのよ。」
生徒さん「そういえば、前回のテストで出たのを思い出してきました。
連立方程式の問題があったな~。
あと図形の証明もあったし、一次関数の問題もありましたね。
あとは確率もあったし・・・
やばい、めっちゃ思い出してきました。」
僕「今思い出した分野だけできるようになれば、何点ぐらい取れると思う?」
生徒さん「25点~30点はいけますね!」
僕「いいね~」
生徒さん「これだけでいいんですね~。
なんかいっぱいやらないといけないと思ってました。
これだけなら、絶対にいけますよ~。
やばいやる気がわいてきた~!
あ、しまった!!」
僕「どうしたん?」
生徒さん「ワークを学校に置きっぱなしで、持ってくるwの忘れました。
下手こいた~。
今から学校に忍び込んで、ワークを取りに行きたい!
ワークに会いたいっす!」
僕「ワークに対してそんな気持ちになったことないでしょ?
いつもは嫌な奴という目で見ていたワークが、早く会いたい存在になっちゃった。
いいね~。
今の気持ちはどう?」
生徒さん「まだ点数は取れてないけど、今すごいワクワクしてます。
そして、ドキドキしてます。
こんな気持ちになったのは初めてです。
明日学校に行ったら、真っ先に数学のワークを開いて問題をやります!
やばい!絶対いけますよ~!!」
僕「愛しのワークに会えるの楽しみだね~」
こんな感覚を持てた生徒さん、本当にすばらしいです。
ワークも大喜びでしょうね♪
「知りたくてたまらない!」
「問題を解きたくてたまらない!」
「点数が上がっていくのがたまらない!」
「テストが始まるときのドキドキがたまらない!」
こんな気持ちで勉強してもいいんですよ。
「勉強は嫌なもの」というのは、世の中の思いこみですからね。
勉強とどんな付き合い方をするかはあなたの自由です。
楽しんじゃっていいんです。
「勉強を楽しくやっているのは変なヤツ」と思われてもいいんです。
「やらないといけない」「めんどくさい」と文句を言いながら、嫌々やっている人も十分変なヤツですから♪
あなたは勉強とどんなお付き合いをしたいですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11/16(土)に大阪でセミナーをやります。
「天才児の育て方」「天才的発想法」「一日15分で京大に合格した勉強法」について語ってきます。
よかったら来てくださいね♪
詳細はこちら