勉強をしてテストの点数を上げないといけないの?このままじゃダメ?
今日は「勉強をしてテストの点数を上げないといけないの?このままじゃダメ?」ということについて話をしたいと思います。
今日も生徒さんとのやりとりから。
生徒さん「先生に一つ質問があるんですけど。」
僕「何?」
生徒さん「テストの点数を上げないといけないんですか?」
僕「どっちでもいいんじゃない。」
生徒さん「え?
どっちでもいいんですか?」
僕「どっちでもいいでしょ。
ちなみに○○くんは、どうして点数を上げないといけないと思ってるの?」
生徒さん「そりゃ、点数が高い方がいいでしょ。
点数を上げないと、お母さんに怒られるし。」
僕「じゃあ、○○くんはお母さんに怒られるのを避けるために勉強をしているってこと?」
生徒さん「お母さんに怒られないようにっていうのもあるんですけど、
なんかテストで点数が取れないと自分のことをダメなやつだって思ってしまうから。」
僕「点数を取れない人はダメな人ってこと?」
生徒さん「そんな感じです。」
僕「じゃあ、○○くんは今の自分がダメだから、ダメじゃない自分になるために勉強しているってこと?」
生徒さん「そうです。」
僕「やってて楽しい?」
生徒さん「分かるところがあるとうれしいですけど、基本的にはあまり楽しくないですね。」
僕「そうやろね。
今の自分をダメだと思ってるし、なんとかダメな自分から逃れたいって感じがあるからね。
重た~って感じ、どよ~んって感じやわ。」
生徒さん「そうですね。
どうしたらいいですか?」
僕「そうやね。
まずは今の自分をダメと思うことをやめようか。」
生徒さん「点数が取れていないとダメじゃないんですか?」
僕「ダメじゃないよ。
“テストの点数が取れていない=ダメな自分”って思いこんでいるだけやから。
本来は、テストの点数と自分の存在価値は全く関係ないよ。
ていうか、存在価値が下がることなんてないよ。
自分が勝手に“こんなことになったら、自分がダメになってしまう”“こんなことをしたら、自分の存在価値が下がってしまう”って思いこんでいるだけやから。
だから、今どんな状況であっても、今の自分に100%OKを出してあげよう。
“今の自分でオールOK!”
“点数を取れていない自分もオールOK”
“いたずらをしている自分もオールOK”
“人の悪口を言っている自分もオールOK”
“○○先生のことがめっちゃ嫌いって思っている自分もオールOK”
“ついでに過去の自分も、未来の自分もオールOK!”
今の自分は最高だ!
今までの自分も最高だ!
これからの自分も最高だ!
今の最高な自分も十分味わったな~。
そろそろ違う最高な自分も味わってみたいな~。
よし!じゃあ、今の最高な自分を終わりにして、今から新しい最高な自分になるぞ~!!
そんなノリ♪
だから、テストの点数が取れてなくても、勉強って大変だな~って思っていても、全然OK!
そんな自分も最高の自分。
“テストが全然分からんってどんなもんなのかな~”っていうのを体験したかっただけだから。
もう十分味わったら、また違う最高の自分を味わったらいいのよ。
もし、今の自分を十分に堪能したら、次は“もっと簡単に楽しく勉強している自分を体験してみよう”でもいいし、“もっと勉強が分からなくなって、毎日ヒーヒー言っている自分を体験してみよう”でもいいしね。
○○くんが今から体験したい最高の自分を決めて、今からそんな自分になって、思いっきりそんな自分を体験して味わったらいいのよ。」
生徒さん「何か“頑張らないといけない”っていう気持ちから、“どんな俺になったろうかな”っていう気持ちになってきました♪
自分で決めたらいいんですね。」
僕「そうそう。
○○くんがその時になりたい自分を決めたらいいんよ。」
生徒さん「よし、じゃあ今からやってみます!」
僕「どんな自分になっちゃおうかな~♪」
点数が取れなくても、勉強が分からなくても、自分をダメだと思ったり、自分を否定する必要は全然ないんです。
そんなことであなたの価値はなんにも変わりませんから。
どんな自分も最高の自分です。
過去の自分より、周りの人よりも最高という意味じゃないですよ。
何かと比べて最高じゃないですよ。
いつも最高なんです。
いつも今この瞬間の自分がベストなんです。
そして、また違うベストな自分になればいいんです。
今が最高な自分で、次にまた違う最高な自分になるだけです。
いつもなりたい最高な自分を選んで、そんな自分になっちゃいましょう!
そして、そんな自分を十分堪能したら、また違う最高な自分を選んで、そんな自分になっちゃいましょう!!